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[陽光飛天]
 
太陽の日差しの中
そのひとは微笑んでいる
優しい風に揺られながら何か囁く

緋色の薄絹の衣装を身に纏い
美しく気高くたおやかに
驚く私の手を取って
最後の別れの言葉を囁く……

それは幽かな吐息のよう
ただ一片の野菊の花びらが散り行くよう
寂しくも儚い夢のよう

ああ……それでも
それでも私が最後に見たあのひとは
さんざめく光の中
微笑んでいた……

さようなら
さようなら
私の夢 私の憧れ
その輝く微笑をいつまでも忘れない

陽光眩く天(そら)に舞う
私の天使よ……



作成年 2002年9月10日 作成ソフト「Photoshop」 
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サイトのFANTARJUの更新が2005年7月でストップしたまま気が付けば2018年になってました。TOP ARTのNo.26まで詩を添えてアップしていたのですが、それ以降はまったく手を付けていない状態。仕事優先で自分のサイトまで手が回らなかったといえばそうなのですが、しかし勿体無いことをしました。
やっとこの陽光飛天から残りのTOP ARTを載せていけそうです。

©2000- Kyoka MINAMOTO